2009年8月27日木曜日

1ヵ月のご無沙汰でした

いやもう、ホントすいません。
長い間fromはらっぱの更新をサボっていたんですが、
今日から復帰です。

はらっぱは、20日から開園を再開しており、夏休み期間中は毎日開園。
子どもたちの声が弾んでおります。

ワタクシも今日、実に久しぶりにはらっぱに行ったんですが、
いやホント、はらっぱって素敵なところだな〜と改めて感じました。

2週間のお休みをいただいていた間に、雑草がぼーぼーに生えて、
小さい子どもだったらかくれんぼができそうな緑の風景。
高く青い空。はじける水しぶき。子どもたちの歓声。
どれも、東京の住宅街では今や希少になってしまったものばかりです。

今日は、流しそうめんをしている親子の団体があったり、
いつも遊びに来ている常連の子どもたちが、30日に迫った
第12回アドベンチャーIn多摩川に出場するため、
イカダをこしらえていたりと、誰もが思い思い好きな事を
勝手にやってる、そんな感じが心地いいなぁと思っていました。

夏休みはもうすぐ終わりますが、はらっぱは2学期になっても
月火以外は基本的に毎日開園しています。
どうぞ、親子で、お友達同士で、遊びに来てくださ〜い!


2009年8月2日日曜日

もうすぐ、はらっぱの夏休み

ハイ、そーゆーワケで夏真っ盛りですね。

はらっぱでも連日水遊びが盛況です。
ところで、そんな夏休み満喫のはらっぱですが、
もうすぐ夏休みをいただきます。

…と、ワザとややこしく書きましたが、
8月6日から19日まで、はらっぱはホントに夏休みになるんです。

はらっぱの休みはいつもの事ですが、プレーリーダーがお休みを
いただくということです。
遊び場所としてのはらっぱは(当たり前ですが)、いつもと同じく
そこにあるので、中に入って遊ぶ事もできます。

ですが、たとえば焚き火をしたり、ウォータースライダーをしたり…
ということはできません。
水道も基本的には蛇口のカランを外してしまうので使えません。

「なんだよ、つまんねーな」と思った方、ごめんなさい。

まぁ、言い訳をすれば雑草の養生と言う意味もありまして、
この時期に雑草をしっかり伸ばしておかないと、
冬になった時、土ぼこりがたってどーしよーもないという事情もあります。

“はらっぱ”と言うだけあって、はらっぱには雑草がいっぱい生えていますが、
2週間の夏休みが過ぎるとこれがホントに、小さな子どもの背丈ぐらいの
雑草に埋め尽くされます。

そうすると、中でかくれんぼしたり、雑草を結んで罠を張るヤツが出て来たり、
また遊びが色んな風に変化します。そういえば、缶蹴りも毎年夏休み後の
夕方から日暮れ時に流行るんですよね〜。

考えてみればしかし、ワタクシたちが子どもの頃には、雑草が生い茂った
空き地というものは、結構身近に存在しました。

ワタクシの実家の裏手にも長く空き地になっていた場所があって、
今でも鮮明に覚えているのは、夕暮れ時、セイダカアワダチソウの茎で
つくった刀で、ちゃんばらしていた姿です。
それこそ、母親が「晩ご飯よ」と呼びに来たり…そんなステレオタイプな光景です。

しかし、少なくとも35年ほど前にはステレオタイプだった光景が、
今の日本ではホントに特殊な光景になってしまったのも事実であります。

実はワタクシ、世田谷に引っ越して来たのが9年ぐらい前なんですが、
その時、それこそドラえもんに出てくるような空き地がそこここに
たくさん残されていた事に驚いたんです。

でも、ドラえもんの空き地と違って、世田谷の空き地はどこもフェンスで
囲われていて、子どもが入れないようになっていました。

事実、子どもがそういった空き地で遊んでる所を見た事は一度も
(誇張ではなく、一度っきりも)見た事がありません。

ワタクシはその頃、プレーパークのプの字も聞いた事のない
普通の大人で、新米パパだったわけですが、その光景は随分奇異に映りました。

つまり昔の子どもたちなら、そんな程度のフェンスなら軽々乗り越えて
遊んだと思うんですが(少なくともワタクシはそういう遊び方をしていました)、
そんな子を一人も見た事がないんです。

その時の違和感というものをワタクシはワリと鮮明に覚えていて、
なんて言うんですかね、フェンスはきっと空き地だけでなく、
子どもたちの周りに張られているんだなぁと、そんな風に思ったんですね。

夏休みはもちろん、月火のいつものお休みの時も、はらっぱから
子どもの姿は減ります。
しかし、減るのであってなくなりはしません。
プレーリーダーがいない、月火に遊びにくる子どもたちも確実にいますし、
ちょっと前のお休みの日の午後には、水道からバケツで水を運んで、
なんとかウォータースライダーをしようと奮闘してる一団がいました。

お休みの時のウォータースライダーは、世話人としては
もちろん困るわけですが、その子たちの周りにフェンスが見えない事に、
とってもうれしくなってしまったワタクシでありました。