2011年7月11日月曜日

今こそ、ねばり強い支援を

今日で、東日本大震災から4ヵ月が経ちます。


テレビのワイドショーやニュースなど、
色んな所で話題が採り上げられていますが、
しかし、それでも正直なところ、少しずつ自分たちの関心が
被災地から薄れていってるのではないだろうか?

そんなことを自問しています。

昨日、ワタクシははらっぱに遊びに行ってきて、
気仙沼の遊び場にも行かれた、先輩世話人さんとお会いしました。


実は去る7月7日七夕の日に、気仙沼の遊び場に関わった人たちが集まって、
今後、この遊び場を、あるいは東北の子どもたちへの支援をどうするか?という
話し合いをもちました。ワタクシは当日、生憎と大阪だったので、
その先輩に、どんな事が話し合われたかを聞いたのです。

そうすると、とりあえず遊び場を続けていく事は決まったものの、
今後のことは、まだまだ不透明な部分が多いな~、と。
みんなでこれからも、知恵やらチカラやらを出し続けなきゃいけないことが
確認された、とのことでした。

しかし、当面の課題はやっぱり、お金なのであります。

当初、この気仙沼の遊び場を企画した、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会
(ワタクシも会員です)は、取り急ぎ3ヵ月間開園のための資金として
500万円を設定して、募金をつのりました。

おかげさまで、7月1日現在、5,835,581円と、目標額を大きく上回る金額が集まりました。

しかし、たとえば今年度いっぱい(来年3月まで)開園し、当初から予定していた
プレーカー(遊び道具を積んだクルマで、公園などに出向く移動遊び場)を
運行させるなどしようとすると、一千二百万円必要なんだそうです。

もちろん協会でも、募金だけに頼るのではなく、
助成金を獲得すべく頑張るなど、色々と努力はしていますが、
まだまだ皆さんのご寄付が必要な状況です。

正直言って、ワタクシも一千二百万円という額を聞いたとき、
「まだそんなに必要なのか~」と、かなり驚いたのですが、
現地では、千年に一度と言われる大災害です。
当初から、ねばり強く支援していかなければならないことは自明でした。

子どもたちには、自らを癒す力があり、それは子どもらしく、
思いっきりカラダを動かし、遊ぶ中で湧き出てくるものだ、と私たちは信じています。


「もう、いくら寄付したか分からないよ」という方も多いと思いますが、
どうか今一度、被災地の遊び場活動にご寄付いただきたく、お願い申し上げます。

ご寄付は コチラのサイトから、またははらっぱの募金箱へよろしくお願いします。


追伸
今日11日は、天野秀昭さんが呼びかけている、
みんなで「ふるさと」歌いませんか?の日でもあります。


風景があって、そこに住む人があって、思い出があって、
それがふるさとです。
私たちは、一人ひとりそれぞれ違うふるさとを持っていますが、
歌は、それを大切にしている心はみな同じであることを実感させてくれます。

私たちの心にある大切な風景や、人、思い出を心に描きながら、
震災のあった14:46に、あなたもあなたのいる場所で、
ふるさとを歌ってみませんか?