2010年2月21日日曜日

水温んで…ないけれど

ハイ、とゆーわけでまたもや久しぶりの更新ですが、最近はらっぱで出会った光景です。




まぁ少し温かくなって来たとはいえ、
まだまだ寒いですが、はらっぱでは早くも
水遊び・泥遊びが始まっております。

ちなみに上の写真の画面下ほどに写ってる
自転車のタイヤですが、
「見てみて~水車だよ!」
とは制作者の子どもの弁。

プレーパークは元々、デンマークのソーレンセンという偉大な造園デザイナーが、子どもは整備された公園よりも、雑然とした廃材置き場の方がイキイキ遊ぶという発見から生まれたのですが、こういうシーンに出くわすと、なるほどそーゆー事かと思いますよね。
自由な発想と言うのは、やっぱりパッと手を加えたり変えたりできるところで育まれるんですよね。

そんな風景の横手、藤棚の下では、お絵描き(?)大会が始まっておりました。



これから暖かくなってくると、こーゆー
ホントに天国みたいな風景が
どんどん増えてくるんです。

懐かしの流行歌ではありませんが、
もうすぐ春ですね。
はらっぱに遊びに来ませんか?




Posted using BlogPress from my iPhone

2010年2月7日日曜日

HAPPY節分!!

ハイ、というワケで、本日のちびぱくは節分恒例、
恵方巻き&豆まきをやりましたよ〜。

いや〜しかし、昨日今日と、とにかくはらっぱは
風が強かった(泣)!!

昨日はふらっとはらっぱに立ち寄ると、
プレーリーダーのワカと子どもたちが、ブルーシートを広げて、
風で遊んでいました。


ワカは強風が吹くとすぐコレをやりたがるんですが、
いやでもコレ、ホントに面白いんです。


小学校4年生ぐらいの子どもたちが中心で
やってたんですが、ホントに彼らが飛ばされそうに
なるほどの強風でした。

ワタクシも手足にブルーシートの4角をくくりつけて、
忍者よろしく飛び上がろうとチャレンジしましたが
(←本気でするなよ)、どうしてもブルーシートが
外れちゃうんですよね。

まぁ外れてくれたから、今こうして無事に
ホームページの更新ができているんですが(笑)。

話しがイキナリそれました。
さて、昨日に引き続き、今日も北風が
どっどど、どどうど、どどうど、どどう…と
風の又三郎でもやって来そうなぐらい強く吹く中、
節分の太巻きづくりからスタート!!

もちろん、お約束のロングロング太巻きですよぉ。

最近ちびぱくではすっかりお馴染みの、自主保育・
狛江おひさま会のちびっこたちも参加して、
なが〜い巻き寿司を息を合わせて巻いて行きます。

で、これまたお約束。
今年の恵方である西南西を向いて、丸かぶり。
もちろん、全部食べ終わるまでしゃべってはイケナイ…
ハズですが、まわりから写真は撮られるわ、
「おいしいですか?」などと周りがしゃべらそうと
ちょっかいかけるわで、てんやわんや。


わぁわぁ言うとりますが、なんとかみんな無事完食。
温かいお味噌汁も出て、ホッと一息…ついたところで、
「さぁ、豆まきしようか!!」

プレーリーダーコバをはじめ、今年の年男・年女の
皆さんの音頭で豆をまき始めると、
ハイ、これも毎年恒例、はらっぱ名物のリアル鬼がやって来て、
現場は一転、小さい子たちの鳴き声で
阿鼻叫喚地獄と化します(笑)。

残念ながら、豆まきの写真は撮れなかったので、
出待ちをしてる鬼たちの写真をぱちり。







この鬼たちが本気で怖がらせるので、
小学校低学年ぐらいの子どもでもガン泣きです。

ちなみに、ワタクシの娘は3歳の頃に、鬼のあまりの怖さに、
しばらくはらっぱに行きたがらない事さえありました(笑)。

とは言えコレ、鬼も大変なんですよ。

はらっぱでは下に落ちた豆も食べられるように、
殻付きのピーナッツを投げるんですが、
小学校も中高学年になると、
4つか5つをむんずとつかんで、豪速球で投げてきます。
これが、寒い中肌を出してる鬼には痛い痛い。

それにこの日は、夜のウチに立った霜が
まだ溶けてなくて、裸足の足はもう、指がなくなったかと
錯覚するほどです。

まぁそんなワケで、はらっぱの子どもたちの
勇気ある豆攻撃によって、鬼たちはほうほうの体で退散。

鬼も無事に追いやったし、
今年も一年、きっと良い年になりますね。
吉例、はらっぱの豆まき&恵方巻きでした。



2010年2月5日金曜日

写真2枚

えー、と言うわけで2月に入ってもう5日も経つんですね。
ホントに、なかなか更新できなくてスイマセン。

さて、写真から伝わるかなぁ。
コレ、この前のちびぱくの時に出会った、
幼児同士のケンカの図です。


まぁケンカって言うか、片っぽの子が持っていた杉の枝を、
もう一人の子も持ちたくなって、でもどちらも譲らず、
枝の引っ張りあいっこになったと。

そのうち、片方が泣き出して、よく見ればもう片方は
手から血も出してるしで、じゃあ手当しようねと
なったんですが、まぁなんて言うんですかね、
普通の公園ならお互いのお母さんが飛んできて、
「『貸して』って言おうね」とか、
「順番ね」なんて引き離しちゃうところですが、
はらっぱだと、「まぁケンカもするでしょ」って感じで、
お母さんたちも談笑しながら悠然と見守っておられるんですね。

その雰囲気が、とても素敵に見えたんですね。

と言うより、逆に言えば今の公園ってホント、
そう言う事が許されない雰囲気がありますよねぇ。

もちろん、そういう雰囲気が自然に成り立ってる
公園もいっぱいあると思うんですが、ワタクシがまだ
はらっぱに出会う前に、ベビーカーを押して行った
公園では、そんなゆる〜い空気とは全く無縁。

子どもたちが枝の引っ張りあいができるなんて、
とても考えられないところばかりでした。

ましてや血なんて流させちゃったら、もう菓子折り持って
その子の家まで謝りに行かなきゃならないんじゃないかって
ぐらい、ぴりぴりした雰囲気だったんですよね。

だけど、このお母さんたちを見てると、
別にケンカしたって、子どもが血を流したって、
そんなの当たり前じゃないって感じです。

…でもよく考えれば、子どもがケンカしたり、ちょっと指から
血を流すなんて事、自分たちの子ども時代を振り返っても、
当たり前なんだって、すぐに思い当たりますよね。

一体、あの公園でのぴりぴりした空気は
なんだったんだろうなぁって、はらっぱにいると、
逆に不思議に思うんですよね。



さて、もう一枚の写真は、また別の日にはらっぱに来られてた
お母さんと赤ちゃんの写真。

このお母さん、まだはらっぱ2回目だとの事ですが、
「すごくイイですねぇ」とおっしゃってくださって、
なんだかのんびり楽しんでる感じがとっても素敵だったんです。

で、赤ちゃんを抱っこしたまま、「普通の公園のより
木の枝がしなって、おもしろい」と楽しそうに、
ブランコを漕いでらっしゃいました。

赤ちゃんがブランコを楽しいと思うかどうかは、
誰にも分かりませんが、少なくとも
自分を抱っこしてくれてるお母さんが
とても楽しんでる事はきっと伝わりますよね。

はらっぱや、プレーパークでは「子どもが自由に遊ぶ」
ことを大切にしていますが、もちろんお母さんだって、
お父さんだって遊ぶ事は大切ですよね。

お母さんたちが、楽しんで子どもたちと向き合える場所、
それもまた、はらっぱの大切な役割の一つなのであります。