えー、と言うわけで2月に入ってもう5日も経つんですね。
ホントに、なかなか更新できなくてスイマセン。
さて、写真から伝わるかなぁ。
コレ、この前のちびぱくの時に出会った、
幼児同士のケンカの図です。
まぁケンカって言うか、片っぽの子が持っていた杉の枝を、
もう一人の子も持ちたくなって、でもどちらも譲らず、
枝の引っ張りあいっこになったと。
そのうち、片方が泣き出して、よく見ればもう片方は
手から血も出してるしで、じゃあ手当しようねと
なったんですが、まぁなんて言うんですかね、
普通の公園ならお互いのお母さんが飛んできて、
「『貸して』って言おうね」とか、
「順番ね」なんて引き離しちゃうところですが、
はらっぱだと、「まぁケンカもするでしょ」って感じで、
お母さんたちも談笑しながら悠然と見守っておられるんですね。
その雰囲気が、とても素敵に見えたんですね。
と言うより、逆に言えば今の公園ってホント、
そう言う事が許されない雰囲気がありますよねぇ。
もちろん、そういう雰囲気が自然に成り立ってる
公園もいっぱいあると思うんですが、ワタクシがまだ
はらっぱに出会う前に、ベビーカーを押して行った
公園では、そんなゆる〜い空気とは全く無縁。
子どもたちが枝の引っ張りあいができるなんて、
とても考えられないところばかりでした。
ましてや血なんて流させちゃったら、もう菓子折り持って
その子の家まで謝りに行かなきゃならないんじゃないかって
ぐらい、ぴりぴりした雰囲気だったんですよね。
だけど、このお母さんたちを見てると、
別にケンカしたって、子どもが血を流したって、
そんなの当たり前じゃないって感じです。
…でもよく考えれば、子どもがケンカしたり、ちょっと指から
血を流すなんて事、自分たちの子ども時代を振り返っても、
当たり前なんだって、すぐに思い当たりますよね。
一体、あの公園でのぴりぴりした空気は
なんだったんだろうなぁって、はらっぱにいると、
逆に不思議に思うんですよね。
さて、もう一枚の写真は、また別の日にはらっぱに来られてた
お母さんと赤ちゃんの写真。
このお母さん、まだはらっぱ2回目だとの事ですが、
「すごくイイですねぇ」とおっしゃってくださって、
なんだかのんびり楽しんでる感じがとっても素敵だったんです。
で、赤ちゃんを抱っこしたまま、「普通の公園のより
木の枝がしなって、おもしろい」と楽しそうに、
ブランコを漕いでらっしゃいました。
赤ちゃんがブランコを楽しいと思うかどうかは、
誰にも分かりませんが、少なくとも
自分を抱っこしてくれてるお母さんが
とても楽しんでる事はきっと伝わりますよね。
はらっぱや、プレーパークでは「子どもが自由に遊ぶ」
ことを大切にしていますが、もちろんお母さんだって、
お父さんだって遊ぶ事は大切ですよね。
お母さんたちが、楽しんで子どもたちと向き合える場所、
それもまた、はらっぱの大切な役割の一つなのであります。