あけましておめでとうございます。
今年も、駒沢はらっぱプレーパークならびにはらっぱwebをよろしくお願いします。
さて、正月三が日最終日(という言い方があるのか?)の今日は、
皆さんにお願いがあって更新しました。
fromはらっぱでも何度かご紹介している、被災地
宮城県気仙沼市に生まれた子どもの遊び場
「あそびーばー」存続のために、
ご寄付をいただけませんか?というお願いです。
「あそびびーばー」は、はらっぱも所属している
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会が、震災から約1カ月後の
2011年4月18日から運営してきましたが、元々こういった遊び場は、
地元の人の運営でないと難しい部分があるため、
徐々に運営主体を地元住民有志の方たちに移行しています。
とは言え、地元の皆さんは被災者なわけで、
子どもの遊び場の運営に時間も資金もかけるのは、まだまだ難しいのが現状です。
そこで、資金集めの一環として、
「READY FOR?」という
日本初のインターネット募金サイトで、募金を集めてもらうことにしたのです。
詳しくは、ぜひ
コチラのリンクから「READY FOR?」のサイトをご覧いただきたいのですが、
このサイトの仕組みがなかなかオモシロくて、
設定した期間内に、募金の目標金額以上が集まったら、プロジェクトが成立し、
集まったお金を募金として受け取れますが、
目標金額に届かなかった場合は、1円も受け取ることができません。
その場合はもちろん、募金した方もお金が返ってきます(正確に言うと、
プロジェクト成立した時点でカードが決済され、不成立の場合は決済されない)。
で、あそびーばーのプロジェクトの設定期間が1月16日(水)午後11:00まで。
目標金額1,500,000円に対して、現在の達成額は1,019,000円。
つまり2週間弱で50万円近くの募金が必要なのです。
これは…目標達成ムリムリ、というレベルではありませんが、
楽らくゴールできるでしょ?というレベルでもないそうで、
まさに今が正念場なのだそうです。
「あそびーばー」の様子を生で見て、地元の子どもたちにはもちろん
大人のみんなにも、とてもとても愛されている現状を知っているワタクシからすると、
正直、考えられないぐらい苦戦してるな~という感じです。
やっぱり「子どもの遊び場」って、その重要性を分かっていただくのが難しいんですよね~。
食料支援や医療支援みたいな、命に関わるものであったり、
あるいは同じ子ども相手でも教育に関するものへの理解は早いのに、
「遊び場」というと、「それって大事?」なんて思われちゃうんですよね。
でもねぇ、少なくとも子どもにとって遊びって、
ご飯食べたり、眠るのと同じレベルで必要なものだし、
被災地であろうとなかろうと、それが思いっきりできる場や機会が
減っているのは確かなんですよ。
ましてや被災地では、校庭や公園のほとんどが、仮設住宅や
ガレキの集積場などになっていて、遊ぶ場所は本当に限られているんです。
想像してみてください。
あんなに大変な震災があって、その後エライ楽しい遊び場ができて、
そこで楽しく遊ぶことで、悲しみやショックを癒していた子どもたち。
とてもとても大切な場所である、そんな遊び場が、大人の事情で
2年ぐらいでなくなっちゃったら、こんなにツライことないですよね。
それともう一つ、「あそびーばー」は遊び場づくりの経験が豊富な
協会がつくったこともあって、
東北中の子どもの遊び場のモデルケースみたいになっていて、
ここにヒントを得て生まれた遊び場もたくさんあって、
震災前は4カ所しかなかった(それも全部仙台市)東北の遊び場が、
今やなんと28カ所にも増えているのです。
どうぞ、皆さん。
気仙沼の子どもたち、被災地の子どもたちへのお年玉だと思って、
「READY FOR?」のあそびーばーのページから、
ポチッとご寄付お願いします。
そうそう、寄付するとちゃんと特典もあるんですよ。
「READY FOR?」のもうひとつの特長は、
募金した方にも、なんらかの特典があるというのがあって、
あそびーばーの場合、3千円の寄付なら、子どもたちの手形付きの
お礼状と缶バッチ3個とか、そういう特典がつきます。
で、オススメは1万円以上の寄付でもらえる、
オイカワデニムのバッグであります。
オイカワデニムというのは、
気仙沼市のあそびーばーにも近い地域にあるデニム会社で、
倉庫が津波被害にあったりもしましたが、工場自体は高台にあったため、
一時は自主避難所としても開放されたり、その後も在宅避難者のための
救援物資の仕分け所として提供されたりしていた会社です。
しかも、実はワタクシ、オイカワデニムさんの名前を
震災前から知っていたんですが、それは、いわゆるこだわりの
ヴィンテージデニムをつくられている、イケてるメーカーさんとして
記憶していたんです(10年ぐらい前までずっとジーンズのコピーを書いていたので)。
つまり、1万円以上の寄付で、
そのイケてるメーカーさんのバッグがもらえるということで、
これはホント、嬉しい特典ですよね。
これまでもすでに、たくさん被災地のために寄付されてきたことと存じますが、
どうぞ、息の長い支援ということで、いま一度よろしくお願い申し上げます。