2012年12月14日金曜日

宝探し2012当日の様子!

さて、今年の宝探しのご報告第二弾!

当日朝、コアメンバーは7時集合?!
(と言っても、ワタクシ遅刻しちゃったんですけど…)
なんと霜柱も立ってる、寒い朝でした!

昨夜、暗い中ではできなかった
細かいセッティングとか、仮装の衣装を出したり、
いろいろ細かい準備に励みます。

途中、犬の散歩などで通りがかる方が、
「頑張ってね〜」とか「楽しそうね〜」とか
声をかけてくださるのが嬉しい!

9時になると大人ボランティアがゾクゾク集合!

今年もホントにたくさんの方々に集まっていただきました!

宝探しの大人ボランティアは、
シナリオに則って、子どもたちとゲームをしたり、
あるいは謎を出したり、さまざまな役に扮していただきます。

つまり、普段なかなか出会えない、
子どもたちと触れ合う機会になるワケですよね。

ボランティアの皆さんの中には、学生さんもいれば、
親もいれば、独身の方、会社勤めの方…いろんな方がいます。

そういう方々が、子どもたちの世界に触れる、
また、子どもたちも社会で活躍している、いろんな大人たちを知る。

宝探しの醍醐味のひとつはそこにある、
とワタクシは個人的に思っています。

そういう意味で、今年もバラエティ豊かな大人たちが集合してくれて、
もうそれだけで、半分成功したみたいなもの!
楽しい一日になること確実ですね。

当日の天気は快晴!
寒くなる、と予報が出ていたんですが、
お日様がサンサンと照って、じんわり暖かい、最高のイベント日和!

10時になると、子どもたちもゾクゾクと集まってきました。

宝探しは、さまざまな学校、学年の子どもたちが参加します。
たとえば、6年生だけのチームができてしまうと、
謎解きにせよ、体力勝負にせよ、えらく有利になってしまうため、
子どもたちをシャッフルして、学年配分などが均等になるよう、
10のチームに分けるのです。

「え〜、友達と一緒に回れないの?」という子どもたちからの
ブーイングは、毎年のように出るのですが、
顔を合わせたことのない、学校も、学年も違う子どもたちが、
はじめはぎこちなくても、ゲームが進むにつれて、
それぞれに役割が出てきたり、チームワークが生まれたり…。

その体験そのものが、「宝」だよね!ということで、
今年も、そのシステムを踏襲いたしました。

宝探し最中の写真は、残念ながらあまりないのですが、
数少ない一枚がコレ。

今回は1チームにつき一人、「ヒントをくれる妖怪」、
つまり自分たちの味方になってくれる大人もいて、
一緒に謎を考えているところです。
子どもたちと大人とのふれ合いが深くなった様子がうかがえました。

さて、そうこうしているウチに、ついに「見つけた!」という声が!

子どもも大人もゾクゾク集まって来る中、
見つけたチームが誇らしげに宝箱を掘り出していきます。


ワタクシの木剣も、喜んでもらえたようです。

最後にみんなで記念撮影。

ホントに楽しい一日でした。

オマケ
宝探しが終わった後、龍の頭で戦う子どもたち。

なかなかシュールで、楽しい光景でしたよ。





































2012年12月10日月曜日

宝探し2012、楽しかった〜!

昨日、12月9日は「宝探し2012」の本番でした!


いつも宝探しのご報告のときに申し上げている通り、
宝探しのキモは謎解きなので、子どもたちがいる時間には準備ができません。

プレーリーダーと、彼らに誘われてイベントづくりに参加してくれた
若者たちは、2カ月ぐらい前から閉園後のはらっぱに集って、
どんな宝探しにするかを話し合い、大道具・小道具をつくってくれます。

本番目前、追い込みの先週ぐらいからはワタクシも
夜ごとお手伝いに馳せ参じたのですが、まぁホント、
毎晩遅くまでの作業で、くたくたになるほど疲れます。

ちなみに今年の準備で個人的に一番大変だったのは、
この龍づくりでありました。

このアタマ、なんとダンボールでできているんですよ。
1つつくるのにも結構な時間がかかるのですが、
今回は全部で10個もつくるとのこと。
大きいから、寒い外で作業しなくちゃならないし、
もうホントに大変なんですが、プレーリーダーたちや
若者たちと一緒だと、なんだか文化祭の前の日みたいな感じで、
ノリノリで楽しく作業できちゃうんですよね。

そして、準備のクライマックスはなんと言っても本番前夜。
毎年「墨俣の一夜城もかくや」と言い続けてるように、
すべての大道具を一晩で設置しなければならないため、
徹夜(したこともある)寸前まで突貫作業が続くのですが、
今年は夜8時半にはらっぱに行ったら、大道具設置は
あらかた終わっていたのであります。

と言っても、じゃあ早く帰れるかと言うと、
決してそうならないのがプレーパーク。

時間があるのは、宝箱の中味をもっと充実させるためであります。
実は去年、元はらっぱのプレーリーダーだった「しんぞー」が
木剣を一本彫ってくれたんですが、それが非常に出来が良く、
子どもたちからも超人気だったのです。

でも、去年はそれが一本だけだったので、
「あーゆー武器を今年はもっと入れたい!」とのことで、
ワタクシ含め、何人かで武器づくりにはげみました。

ご存知の方も多いのですが、ワタクシ大変手先が不器用で、
木剣づくりなんて、とてもとてもと思っていたんですが、
周りの若者たちが楽しそうに彫ってるのを見てトライしてみたら、
あれ?意外にいいのができちゃったんですよね。

ワタクシ、子どもの頃できなかったこと、ホントに多かったんですよ。

工作、コマ回し、竹馬、縄跳びの二重飛び…
いくら練習してもできなかったことが、
大人になってはらっぱで改めてやってみると、全部出来ちゃうんです。

だからねぇ、当たり前のことですが、
やっぱり大人と子どもって全然違うんですよね。

大人から(特に親から)見たら「なんでこんな事もできないんだ?」
って思うこと、ワタクシにも良くありますし、
はらっぱでもそういう風に叱ってる親御さんを良く見るんですが、
それはやっぱり、その子なりのスピードで、
色んなことができるようになっていくからなのであって、
カラダや脳や運動神経などが、できあがっていない時は、
できないものはできないんですよね。

あら、話がずれちゃった。

えーと長くなったので、当日の話はまた次の更新で。






待て、次号(笑)!










2012年12月7日金曜日

12月9日(日)は宝探し!

いつものことながら、お知らせが直前でスイマセン!

いよいよ9日(日)は一年一度のお楽しみ!
宝探しですよ〜!

はらっぱ宝探し2012
とき:12月9日(日)10:00受付開始(午後3時ぐらいまで)
おかね:300円(参加費・昼食代含む)
参加資格:小学生以上〜中学生以下原則)
※雨天の際は16日(日)に延期

ただ今はらっぱでは、参加する小学生がいない時間帯、
つまり午前中から学校が終わる午後3時頃までと夜間、
プレーリーダーやボランティアの若者たちが、
当日の舞台装置や仕掛けづくりの突貫工事の真っ最中!

もちろん、当日までそれらの仕掛けや謎は秘密なのですが、
今日は特別に一部だけをお見せしましょう!
それがコチラ!

高さ3.6mある巨大な構造物!
はてさて、当日いったいどんな風に使われるのか?
それは、当日のお楽しみです!

もちろんこの他にも、楽しそうな仕掛けがてんこ盛り!
「見てみたい!」という方、
子どもは朝10時に、
そして大人で当日のボランティアに参加したい方は
朝9時にはらっぱに集合してくださいね!

さて、12月に入って、はらっぱは今落ち葉の季節。

美しく色づいたモミジやイチョウで、
園内はとても幻想的な雰囲気になっています。




そう、園内は…。

が、はらっぱの外にも落ち葉はがんがん落ちるのです。



特にこのイチョウ並木が、もうホント道路を真っ黄色に染めるぐらい
葉を落とすので、昨日の午後はワタクシ、
ひたすら落ち葉掃きに追われておりました。

でも、そうして一生懸命掃除してると、
子どもたちがアメをくれたり(笑)、
街の人からいろいろ声をかけてもらったり、
楽しいことも起こるんですよね。

さぁ、宝探しまであと2日!
今日も頑張って(深夜まで)、準備するぞ〜!




















2012年11月15日木曜日

最近のはらっぱ

前回の更新でお知らせした「はらっぱ映画祭」。
実は結構な雨降りだったんですが、
はらっぱで子どもたちが夜遊べる機会は、
1年でも2〜3度のイベント時に限られるため、
「どうしてもやりたい!」とプレーリーダーたち。

スクリーンの前にブルーシートで屋根を張って強行しました。

雨というのに、人も結構集まって、カレーうどんを追加するべく
2度も買い物に行ったほどでした
(忙しくて写真を撮るヒマもなかった!)。

さて、11日は「ちびぱく」の日でもありました。
はらっぱで月に2回行っている、小さな子どもたちと
そのお母さんたちと一緒にご飯をつくって食べるミニイベントです。





メニューは肉まん。
小麦粉をこねて皮をつくるところから始まる本格派。
夏のちびぱく名物が流しそうめんなら、冬の名物は肉まん、というぐらい
参加者の方からも大人気の美味しさなのです。



自家製、しかもつくりたての皮はホントにふわふわしてるし、
手でしっかりこねた餡は、肉汁たっぷりのジューシーさでホントに美味しいんです!




こちらは、7日か8日に撮った写真(ちゃんと覚えてなくてスイマセン)。
天気がよくなくて(曇り空)、あんまり暖かい日でもなかったんですが、
水遊びする子どもたちがいました〜。


上がって来て、歯をガチガチさせながら「さむ~っ」っていうのが、
また楽しそうなんですよね!

子どもたちってホント、野性のカタマリなんだな~って。
大人とは違うルールで生きてるんだな~って、改めて思わされた瞬間でした。



写真の子は2歳ですが、はらっぱに毎日のように遊びに来て、
いろんな経験を積んでいると、包丁だってホラこの通り使いこなせます。
子どもたちって、ホントに無限の可能性を持ってるんですよね~。

2012年11月6日火曜日

11月11日(日)は、はらっぱ映画祭!

















秋ですね〜。

お久しぶりの更新でスイマセン。
すっかり月刊誌化してたFromはらっぱですが、
ついに10月は更新ナシで、いよいよ
隔月刊化してしまいました(笑←笑ってる場合ではない)




















お詫びのしるしに、最近、はらっぱで撮ったカワイコちゃんの写真です!


さて、本日のお知らせはコチラ!

はらっぱ映画祭
11月11日(日)夕方5:30上映開始
カレーうどんあります(大300円・小200円) 

※雨天中止

秋の夜長、はらっぱにござを敷いて、
カレーうどんをすすりながら、みんなで映画を見よう!
という毎年恒例のイベントです。

今年は諸事情あって、11月開催になりましたので、
どうぞ皆さん、暖かい格好でお越しくださいね。

何の映画を見るかは、当日までのお楽しみ!

子どもたちが屋外で夜遊びできる機会は、
一年のうち、そうあるものではありません。

でも、はらっぱでは、暗闇の中で昼間とは違う、不安や興奮、
あるいは孤独や人のぬくもりを感じることも大切なことだと考えて、
夜のイベントを年に数回だけですが、行っています。

ホント、ちょっと寒さが心配ですが、
防寒対策さえちゃんとしてれば、まだ大丈夫なハズ!

11日はみんなで、夜のはらっぱと映画を楽しみましょう!


2012年9月15日土曜日

本日15日(土)はお月見茶屋!

もうホントに、毎度まいど、告知が遅くて(て言うかもう当日だ!)
申し訳ないんですが、本日9月15日はお月見茶屋です!
しかも今年は、初の試みのダブルイベント!

お月見茶屋+はらっぱ祭り
9月15日(土)午後2時半ごろ〜午後7時半(8時完全撤収)



お月見茶屋は、はらっぱで年に3度しかない夜のイベントのひとつ。

秋の夜長に、みんなでご飯を食べながら、
アコースティックな音楽などを楽しもう、というものです。

ステージを彩るのは、子どもたちや、近隣の大人たち、
またプレーパーク育ちの若者たち。

自慢ののどや楽器、さらにダンスや手品、コントなど、
なんでもありの、自由で楽しいステージが毎年繰り広げられています。

写真は、はらっぱの世話人OGたちが中心となった
“昔少女合唱団(笑)”のリハーサル!
笑いが絶えない、超楽しいお稽古でしたよ!

この楽しいイベントに、この春第一回目を開催したはらっぱ祭りをプラス。

近所のお母さんたちを中心に、様々な人たちが
色んなお店を出店してくれますよ〜。

この春大好評だった、カレーのお店や、焼きそばの屋体などももちろん出ます。

楽しいに決まってる、本日のはらっぱ!

午後2時半からぼちぼち始まります(ステージは4時半ごろから)。

どうぞお越しくださいね〜!

2012年8月18日土曜日

はらっぱの夏休み





毎日暑い日が続きますね〜。

さて、夏休み。
地域の遊び場であるはらっぱは、
夏休み前半こそ子どもたちであふれかえるものの、
お盆が近づくにつれて、段々来場者が少なくなってきます。

写真は、高校生たちが釣ってきた魚を調理するの図、
おこぜを天ぷらに!なかなかの腕前でしたよ〜

家族で旅行に行ったり、帰省したり…なんて子が増えるからなので、
まぁこれは、当たり前と言えば当たり前ですよね。

そこで、昔からはらっぱをはじめ、世田谷区のプレーパークでは、
プレーリーダーたちが良く遊びにくる子どもたちと
キャンプに行くことが恒例になっています。

で、プレーリーダーたちも、良く来る子どもたちもいないし、
そもそも遊びにくる子どもたちも少ないんだから…という理由で、
はらっぱでは長い間、夏は2週間ぐらいの長いお休みをいただいていました。

ところが、そうは言ってもキャンプに行けない子どもたちもいますし、
時代の変化なんでしょうか?お盆だからといって、
子どもたちの数も目に見えて減る、
というほどではなくなってきたこともあって、
はらっぱでは、3年ほど前から、夏の休園期間を短くしています。
今年はたったの4日間、しかも通常休園の月火2日間も含まれているので夏の休園は実質2日間!

しかし、恒例のキャンプがなくなるワケではないので、
プレーリーダーたちはいなくなります。

どうするか?と言いますと、地域の大人たちによるボランティアで、
プレーリーダー不在期間の開園を担う、ということになるのです。
写真は、開園を手伝ってくれたお母さん。楽しそうでしょ〜!

大変と言えば大変ですが、
私たち世話人に加え、良く遊びに来る子どもたちのお母さん、
はらっぱで育って、今や立派に成人した若者たちなど、
色んな人たちがチカラを寄せ合って遊び場を開園している様子からは、
子どもの育ちを、地域のみんなで支え合ってる感じがひしひしと感じられて、
これはこれで大変温かい光景だな〜とも思うのです。

はらっぱ育ちの若者がつくった、見事なべっこう飴!
こーゆーのを見ると、子どもたちも「よし僕も!」と自然に思えますよね!

おかげさまで今年も無事、リーダー不在の期間を乗り越えました。

17日からはキャンプに行っていたリーダーたちも戻ってきて、
また、子どもたちも街に帰ってきて、
はらっぱはいつも以上の活気を取り戻していきます。

さぁ夏休みも終盤、宿題も気になるけれど、
子どもたちには、はらっぱで思う存分、夏を楽しんで欲しいな〜。









2012年7月31日火曜日

陸前高田に行ってきました(後編)

さて、ワタクシは何故陸前高田にお邪魔していたのか?
それはもちろん、遊び場のお手伝いであります。

被災地では、公園や校庭が
仮設住宅でいっぱいになってしまい、
遊ぶ場所がなくなってしまいがちなこと。
また、震災で傷ついた子どもたちの
心のケアのためにも、
安心して、楽しく遊べる場が必要なこと。
さらに、誰もがふらりと立ち寄れる屋外の遊び場は、
コミュニティ再生のきっかけにもなることなどから、
今、東北各地で、遊び場をつくりたい!
と考える人が増えていて、
震災前には、東北全体で3団体あっただけの遊び場が、
準備中のものを含めると、
なんと、25団体ぐらいに増えているそうです。

そして陸前高田では、28日(土)
「冒険遊び場まきばっこ」がオープンを迎え、
ワタクシは、2日間のオープニングイベントの
お手伝いに行ってきたと言うわけです。

まきばっこの名前の通り、
約1万平米のだだっ広い緑の野原に、
滑り台や、ウォーター滑り台、
ブランコなどの手づくり遊具が点在。



さらに泥んこプールもあります。
これには、間違いなくワタクシが
泥まみれになる予感がして苦笑いであります。

まきばっこの特長は、地域の年配の方たちが
ガッツリ協力してくださってる点で、
手づくり遊具も、漁師のお父さんたちが
主役となって関わっておられたそう。

日曜日には、豚の炭火焼を載せた
「ポーク丼」がふるまわれたんですが、
まさに村中総出という感じで準備が進められていましたよ~。



まきばっこは、小さい子どもを持った
お母さんたちの団体が母体であること。
土曜日も日曜日も、地域のいろんなイベントと
重なってしまったことなどもあり、
どれぐらい子どもたちが来るか
かなり心配だったようですが、
結構人数もいっぱいで、大変盛り上がりました。







関係者の皆さんの頑張りで、
とても素晴らしいスタートを切った
冒険遊び場まきばっこ。

とりあえず夏休み中は、
火木土日開催するそうですが、
現在、プレーリーダーが一人しかいないそうで、
体力的になかなか大変そうです。

ボランティアで行ってみたい!
という方がおられたら、ぜひご連絡ください。

ワタクシもなんとか今夏中に
もう一度行きたいと思っています。

2012年7月30日月曜日

陸前高田に行ってきました!

先週末、ワタクシ久しぶりに東北へ行ってきました!
今回の目的地は、いつもの気仙沼ではなく、岩手県の陸前高田市です。


一関(岩手県)まで新幹線、そこから大船渡線に乗り換えて
気仙沼(宮城県)まで。
さらに、そこからクルマで陸前高田(岩手)まで行きます。

ちなみに、気仙沼から大船渡までの大船渡線は、海岸線を走る
大変風光明媚な路線であったそうですが、
未だに復旧のメドさえ立ってないそうです。

そして、車窓から見た陸前高田の風景。
ハナシには聞いていましたが、
昨年五月に気仙沼を訪れたときと、ほとんど何も変わっていない
風景に、改めて慄然といたします。

有名な奇跡の一本松。3
.11以前、ここは一面松林であったそうですが、
そんなこと、想像すらできません。
手前に写っているのは、廃墟と化した中学校。

そして↑の写真。海岸近くのマンションか何かですが、
地上5階まで津波が来た事が、一目瞭然です。




ほとんど手つかずの被災地。
仙台でも気仙沼でも同じですが、土地の排水機能が奪われた上、
地盤沈下で、あちこちに水たまりができています。
雑草に覆われている風景は、まるで元から野原だったようですが、
震災以前は、住宅があったり、田んぼがあったり、お店があったり、
人の営みがあった風景です。
この白いドームは、畑が塩害で使い物にならなくなったので、
野菜プラントになったそうです。

…いや、ホントにワタクシも口では、被災地の状況は震災直後と何も変わっていない、
と書いていましたが、震災後500日も経っててもこのありさまとは…。
これは想像以上いや、想像以下の復興具合であります。

とは言え、明るいしらせがないかと言えば、そうでもありません。

今回ワタクシがお世話になったのは、陸前高田市の広田半島の
黒崎という集落だったのですが、そこではまさにワタクシが着いた
7月28日にウニが解禁となったそうです。

ワタクシたちの宿にも、お世話になっている漁師さんから、
大量のウニをおすそ分けいただきました。

こんなウニの盛り方、見た事あります?
誇張抜きに、食べても食べてもなくなりません。

さて、ここからが本題なのですが、
長くなってしまったので、次の更新で。
待て、次号!