2014年4月17日木曜日

小さな人たちの大きな世界

春の…と言うより、
もう初夏の陽気さえ感じるこの頃。

はらっぱでは、様ざまな花が可憐さを競い合うように咲いています。






そして、子どもたちお待ちかねの実のなる木の
先陣を切って、キンカンが!



小粒ですが、その分食べたらほぼ皮ですので、
キンカン的にはとっても食べやすくて、美味しい!

そして本日のワタクシはなぜか、
女の子たちのおままごとにおよばれ。

ヒマなのをイイことに、合計3時間弱ぐらい、
がっつり女の子の世界を満喫してきました。




素材を摘んできて包丁でカット。


泥やら砂やら木屑やらを適宜使い分けて、
彩りも鮮やかにお料理していきます。


小さな人たちの豊かな想像の世界に入り込むと、
なんだか本当に、現実の世界との壁が、
ぐにゃりと歪んで、溶けていく気がします。

ときどき、おままごとでつくった食べ物を本当に
口に入れてしまう子がいますが、
ちょっと気持ちが分かります。



天ぷらに、スープに、唐揚げに、カレーに…あとなんだっけ?
たくさんこしらえました。

はらっぱで、こうしてのんびり子どもたちと一緒に遊んでいると、
自分も実家の小さな庭で、一心不乱に遊んでいた
あの時の気持ち…というより“感じ”がよみがえってきて、
とても不思議な気持ちになります。

想像力も集中力もフル回転させて、遊びに没頭する時間は、
ワタクシが子どもの頃には、誰もがたっぷり与えられていた…
と思うのですが、今の子どもたちはどうでしょう?

ワタクシが見る限り、今日のこの二人の小さな人のように、
毎日のようにのんびり遊べる子どもは、とても恵まれた
環境にいるように思います。

もっともっとたくさんの子どもが、
もっともっとたっぷり、ゆっくり遊べるようになれますように!