いよいよ気仙沼滞在も後半に突入。
今日はワタクシたちの一日の生活をご紹介します。
ワタクシたち、遊び場のスタッフは今回、
シャンティ国際ボランティア協会(SVA)という、
曹洞宗のお寺さんを母体としたボランティア団体に
協力いただいて、気仙沼での活動を行っています。
SVAさんは、避難所への炊き出しや、支援物質の供給。
さらに、ガレキの片付けや被災したおたくの泥掻き・清掃など、
実に多彩な活動をされています。
ワタクシたちは、そのSVAさんが建てたコンテナハウスに
居候するカタチで寝泊まりをさせていただいています。
ちなみに、SVAさんのコンテナハウス自体も、
「清涼院」というお寺の敷地内に居候しているので、
ワタクシたちは、居候の居候とも言えるワケです。
こちらが、清涼院さんです。
ここも現在、避難所となっていて、
約30人ぐらいの方が避難されています。
7:00起床、
7:30清掃、
時には、トイレ掃除も当番で回ってきます。
で、8:00朝ごはん。
というのが、通常の朝のスケジュールですが、
18日は、5:30に清涼院さんの朝の炊き出しに参加して来ました。
早起きで大変だな~と、はじめは思っていましたが、
炊き出し隊のおんちゃ、おばちゃたちの明るさや、
いただいたご飯の美味しさに
たっくさんパワーをもらって、最高の朝のスタートが切れました。
朝ごはんをいただきながら、避難されている方々と
お話もさせていただきましたが、皆さんとても明るく
「みんなして、毎晩飲み歩いて、遅くに千鳥足で帰って来るのさ~」
なんておっしゃってます。
とは言え、そんな避難所は珍しいそうで、
やはり意気消沈してしまっていたり、
家が全部流されてしまった人と、
全壊はまぬがれた(1階はめちゃくちゃだけど、2階まで浸水しなかった)人との間で、
軋轢があったりなど、やっぱり本当に大変なのであります。
それどころか、夜のミーティングで一日の作業を報告し合うんですが、
18日時点でまだ、ご遺体の捜索をされているチームもありました。
水さえ出ていない地域も、まだまだたくさんあります。
阪神淡路を経験した私たちには信じられない遅さですよね。
とにかく津波は、地震単独とは比べものにならないほど、
被害の規模を増幅させるのだということが、今回痛感しました。
あ、そうそう。
18日は、午後からワタクシ一人で、
登米沢地区会館という所に出張して、SVAの人たちと一緒に、登米沢の子どもたちと遊んで、
炊き出しのお手伝いをしてきました
(一緒に食べただけとも言う)。
給水に来ていた、自衛隊の人たちと綱引きするなど、
楽しく遊びました。
今遊び場は、おかげさまで本当に楽しい場所になっていますが、
そこに来られる子は限られています。
もちろん、出来る事は限られていますが、
なるべく、たくさんの子どもに、遊びの楽しさを
思い出してもらえる様、残りわずかな滞在ですが、
全力を尽くしたいと思います。
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