ハイ、というワケで、昨日(20日)は宝探しでありました。
宝探しというのは、はらっぱ2大イベントのひとつで、
毎年趣向を凝らした謎を大人がしかけて、
子どもたちがそれを解く、というスタイルをとっています。
いわば、プレーリーダーをはじめ、ワタクシたち世話人など、
地域の大人たちから子どもに出される遊びの挑戦状。
とゆーことは何が起こるかと言いますと、準備が大変なんであります。
つまり、子どもたちが遊びに来る昼間に作業する事ができないので、
全部夜の仕事になるワケです。
特に前日の夜はもう超大変。
一夜ではらっぱの風景をがらっと変えなければならないので、
作業量がハンパじゃない!。豊臣秀吉の墨俣の一夜城もかくやと
思わせるような、突貫工事が毎年繰り広げられるのです(笑)。
今年の場合は、高さ1mぐらいの大きな土の山をひとつと、
高さ50cmぐらいの小山を15個つくる!という、まるで地獄のような
重作業がありまして、はらっぱ育ちの屈強な若者や、男子高校生の
チカラも借りて、なんとか完成させました。
その成果がコチラ。
朝8時頃、まだ子どもたちがいない時間に撮った写真です。
その他、いつもの林もたとえばこんな風に、仕掛けが施されています。
また、当日は役柄に合わせて地域の大人たちやボランティアの
若者たちが仮装をして子どもたちを宝探しの世界に案内します。
これは、隣接する公園の池で子どもたちを待つカエルさんたち。
こちらは、はらっぱ猿軍団。やはりお隣の緑泉公園の樹木園の中です。
カラスさんたち、ハイポーズ
えーと、彼はモグラさんだそうです。サングラスがカッコイイ!
ちなみにワタクシたちの涙と汗の結晶の土の小山は
彼の管轄でして…
こんな風に旗たおしのゲームになっているわけです。
ネズミさんと彼の小さなお家。
ちなみにこの家の中には、下に見える狭い通路を通って出入りするため、
小さな子どもしか入れません。
ちなみに中はこんな感じになっていて、ここで小さな子どもたちは
チームの全員分のおにぎりをもらって帰るという寸法。
そうそう、説明が遅れましたが、宝探しは例年チーム戦です。
参加した子どもたちをシャッフルして6〜8名程度のチームをつくるんですが、
その際、年齢などが偏らないよう、均等に振り分けます。
つまり、年齢も性別も学校も違う、ひょっとしたら会った事もない子たちが
ひとつのチームになって、謎やゲームを一緒にクリアしていくわけです。
最初のウチは息が合わなかったり、大きい子と小さい子でできる事が
違う事から生じるトラブルなど、まぁいろんな問題が起こるんですが、
一緒に遊んでいくウチに、段々心が通いあってきたり、
仲良くなっていったり…。
宝探しとは言いますが、実の所その体験そのものが宝じゃないかと、
まぁうまい事を言っても仕方がないんですが(笑)、
そんな思いで、夜遅くまで準備に追われながら、
プレーリーダーたちは毎年ガンバってくれてるんですね。
というワケで、今年は小学校4年生の子がリーダーだった、
黄色チームが見事に宝箱をGET!
最後はみんな仲良く、お母さんたちがつくってくれた
おうどんをいただいて終了しました。
寒さを心配したんですが、暖かな日射しに恵まれて、
今年も無事、宝探しが終わりました。
参加してくれた子どもたち、そして手伝ってくれた若者たち、
地域の大人の皆さんに感謝であります。